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審査方法・採点基準

審査項目は、大きく印象点(100点満点)と技術点(各項目20点満点・合計100点満点)に分けられ、200点満点で審査される。

コンテストでは、水草レイアウトを維持する技術も競うことになる。水草や熱帯魚など生き物を対象としたホビーだからこそ、レイアウトを制作した直後だけ美しければ良いというわけではなく、美しい状態でどれだけ長く維持できるかも審査の大きなポイントとなるのである。

この点に関して、特に厳しく審査されている事柄がいくつかある。まず、沈水植物以外の抽水植物や観葉植物などを、無理に水草のように扱うことについてである。無理のない水草の使い方をするには、レイアウトの構成力に加えて水草に対する正しい知識が必要であり、きれいに育成するには相応の技術力も必要だと言える。これらを総合的に判断するのが「創造力」なのである。

また、リオネグロサンドのように非常に目の細かい純白の化粧砂を用いることについて、魚やエビの排せつ物が目立ちやすく、藻類の付着や嫌気性細菌の繁殖によって砂自体も緑や黒っぽく汚れてくるため、常にきれいな状態で長期間維持することは困難だと言う指摘があった。そのため、作品に写った化粧砂は美しい状態でも、技術点の「水草の状態と時間経過」の項目で厳しく評価されている。

なお、世界中から選ばれた18名の審査員が審査を行っており、審査方法および採点の集計には厳正を期しているが、各審査員の評価についてはそれぞれのレイアウトに対する好みもあり、絶対的な評価ではないことはご理解いただきたい。
(これらの基準は2008年コンテストの総評によるものです)


審査項目

印象点(100点満点)
作品としての美しさや完成度が評価される。

技術点(各項目20点満点・合計100点満点)
以下の5項目について、作者の技術力が評価される。

創造力
レイアウトの全体的な完成度と独創性を評価。なお、観葉植物や抽出植物など長期間水中で育成できない植物を用いた作品や、無理な水草の使い方をしている作品は、この項目で減点される。

全体の構図と配植のバランス
構図がしっかりとしているかどうか。また、水草の色や葉の大きさなどから見たバランスが評価される。

魚とレイアウトの調和
魚の大きさや色、泳ぎ方、生態などがレイアウトに調和しているかを評価される。

自然感の演出
レイアウトから制作者の自然観が感じられるかどうか。また、自然感の表現が評価される。

水草の状態と時間経過
水草の健康状態はどうか。また、水草の状態から時間経過が感じられるかが評価される。また、長期維持が可能な作品かどうかも評価の対象となる。

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